熱線吸収ガラス・熱線反射ガラス

ガラスの反射でキラキラと輝いているように見える高層ビル。
遠目から見ても、その輝きが立派さを際立たせています。
そんなビルの窓ガラスに多く採用されているガラスが
「熱線吸収ガラス」や「熱線反射ガラス」です。

このガラス、見た目の美しさ以上に、高い機能を兼ね備えています。
名前のとおり、「熱線吸収ガラス」は熱光線を吸収。
日射熱を吸収することにより、ガラスを透過する熱の量を抑えます。
「熱線反射ガラス」は表面の金属酸化物を焼き付けてあり、日射光線を反射します。
キラキラ輝いてみえるビルのガラスの表面は、この金属なのです。

熱を吸収・反射することのメリットは、差し込む日射の量を抑え、暑さを軽減するだけではありません。
それに伴い、冷房負荷が軽減されるのです。
効果的な省エネを実現し、見た目に美しく、地球に優しいビルとなります。

熱線吸収ガラス特長

熱線吸収ガラスは、板ガラス組成の中に微量の鉄・ニッケル・コバルトなどの金属成分を加えて着色されたガラスです。
ブロンズ・グレー・グリーンの3種類があり、いずれも美しい色彩を持っていて、環境のコントロールにも大きな効果を発揮します。

熱線反射ガラス特長

熱線反射ガラスは、表面に金属酸化物を焼き付けたガラスで、日射エネルギーを反射し冷房負荷を低減させ、効果的に省エネを実現。
ハーフミラー効果を持ち、都市環境の中で個性豊かな表情をつくりだします。

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